2007年03月26日

乱視の仕組み_028

乱視とは、物が二重、三重に見えたり、歪んで見える状況のことを指す。乱視角膜水晶体が歪んでいるために、目に入ってくる光の屈折率が部分的に異なる。ひとつの映像の焦点が複数の場所で結ばれてしまうため、どの点でも焦点が合わなくなりしがありが歪んで見える。

角膜水晶体は常に新陳代謝を繰り返して、新しい細胞に生まれ変わっている。そして、その状態を同じ状態に保つことは非常に難しい。多少、歪みや凹凸ができるのは当たり前で、その誤差を脳という臨機応変な中枢機関が、修正しながら情報として処理する。その歪みが大きくなり、脳の修正が困難になってきた状態が乱視だ。

乱視は、角膜の状態によって「正乱視」と「不正乱視」に分けられる。正乱視角膜の表面はなめらかだが、角膜の形が横、縦、斜めのいずれかに歪んでいるために起こるもので、その方向によって「直乱視」「倒乱視」「斜乱視」に分かれる。これらは円柱レンズの眼鏡で矯正できる。

不正乱視は、角膜の表面が凹凸状になっていて、目に入ってきた光が乱反射し、屈折が不規則になって歪んで見える状態だ。外傷性の角膜炎などの目の病気が原因と考えられる。不正乱視は特殊なコンタクトレンズで矯正するが、完全に矯正するのは困難だとされてきた。
しかし現在では、正乱視不正乱視も、角膜の表面の屈折率を矯正する近視手術で、簡単に治すことができるようになった。
| Comment(0) | TrackBack(0) | 乱視の仕組み_028
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/36895774

この記事へのトラックバック